「歩いていると腰が痛い…」という方は少なくありません。
その原因の多くは、股関節まわりやお尻・お腹の筋肉の硬さにあります。これらの筋肉が硬くなると、歩行時の衝撃を腰だけで受けてしまい、痛みが出やすくなります。
ここでは、自宅で簡単にできる腰痛対策ストレッチをご紹介します。
1.腸腰筋(股関節の前)のストレッチ
効果:反り腰や腰の引っ張りを改善し、歩行がラクに。
・片膝を床につき、もう片方の足を前に出す(ランジの姿勢)。
・背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前に体重を移動。
・股関節の前が伸びている感覚があればOK。
20〜30秒 × 左右2セット
2.太もも裏(ハムストリングス)のストレッチ
効果:腰の突っ張り感を解消。
・床に座り、片足を伸ばす。
・背筋を伸ばし、伸ばした足に向かって上体を前に倒す。
太ももの裏が伸びていればOK。
20〜30秒 × 左右2セット
歩くときの腰痛は「筋肉の硬さ」や「姿勢の乱れ」が大きな原因です。
今回紹介したストレッチを取り入れることで、腰にかかる負担を分散し、痛みをやわらげることができます。
当院では、鍼灸・整体・マッサージを組み合わせた総合的なアプローチで、症状の根本改善をサポートしています。
慢性的な症状や再発を防ぐためのセルフケア指導も行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。