生理の時期になると、次のような症状に悩まれる方が少なくありません。
下腹部の痛み(生理痛)
腰の重だるさ
頭痛や肩こり
イライラ感
手足の冷えやむくみ
これらの症状は、ホルモンバランスの変動や血流の滞り、自律神経の乱れによって起こることが多く、身体のリズムの乱れが影響しています。
鍼灸治療でできること
鍼灸治療では、体の状態に合わせてツボを刺激することで
血流を促し、自律神経やホルモンバランスを整える
効果が期待できます。薬に頼らず、身体の自然な回復力を引き出すアプローチです。
主な効果
血流促進:骨盤周囲の循環を高め、痛みや冷えを軽減
自律神経の調整:ホルモンバランスを整え、気分の不安定さを緩和
筋肉の緊張緩和:腰や下腹部の張りを和らげる
冷え対策:全身の巡りを整え、基礎体温の安定をサポート
よく使用されるツボの一例
三陰交(さんいんこう): 足首の内側にある女性特有の不調に広く用いられるツボ。ホルモンバランスを整え、冷えや月経痛の改善に効果的です。
関元(かんげん): おへその下に位置し、体力回復や冷えの改善、エネルギーの巡りを高める作用があります。
足三里(あしさんり): 胃腸の働きを整え、全身の血行を良くして疲労回復を助けます。
※ツボの選び方は、体質や症状に合わせて施術者が丁寧に判断いたします。
まとめ
月経時の不調は、我慢せずに早めにケアすることが大切です。
鍼灸治療は、身体の内側から整える自然なアプローチで、月経に伴う痛みや不調を根本から改善へ導きます。
「毎月のつらさを少しでも軽くしたい」「冷えやむくみを改善したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。