「階段の上り下りがつらい…」「歩くたびに膝が痛む…」
そんな膝の痛みを抱えているあなたへ。
膝痛は、放置すると悪化し、日常生活に支障をきたすことも。
今回は、我々ストレッチのプロが、膝痛ケアに効果的な3つの方法をご紹介します。
1. 膝周りの筋肉をほぐすストレッチ
膝周りの筋肉が硬くなると、膝関節への負担が増し、痛みが生じやすくなります。
【大腿四頭筋のストレッチ】
1. 壁などに手をつき、片足の膝を曲げて後ろに引く。
2. かかとをお尻に近づけ、太ももの前側を伸ばす。
3. 30秒ほどキープし、反対側も同様に行う。
【ハムストリングスのストレッチ】
1. 椅子に座り、片足を前に伸ばす。
2. 背筋を伸ばしたまま、上体を前に倒し、太ももの裏側を伸ばす。
3. 30秒ほどキープし、反対側も同様に行う。
【ふくらはぎのストレッチ】
1. 壁などに手をつき、片足を後ろに引く。
2. 後ろ足のかかとを地面につけ、ふくらはぎを伸ばす。
3. 30秒ほどキープし、反対側も同様に行う。
2. 膝関節の負担を軽減する筋トレ
膝周りの筋肉を鍛えることで、膝関節への負担を軽減し、痛みを和らげることができます。
【スクワット】
1. 足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向ける。
2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと腰を落とす。
3. 膝がつま先より前に出ないように注意し、ゆっくりと元の姿勢に戻る。
4. 10回×3セット行う。
【レッグエクステンション】
1. 椅子に座り、両足を床につける。
2. 片足ずつゆっくりと膝を伸ばし、太ももの前側の筋肉を収縮させる。
3. ゆっくりと元の姿勢に戻し、10回×3セット行う。
【レッグカール】
1. うつ伏せになり、両足を伸ばす。
2. 片足ずつゆっくりと膝を曲げ、太ももの裏側の筋肉を収縮させる。
3. ゆっくりと元の姿勢に戻し、10回×3セット行う。
3. 膝に優しい生活習慣
【正しい姿勢】
猫背や反り腰は、膝への負担を増大させます。
背筋を伸ばし、正しい姿勢を意識しましょう。
【体重管理】
肥満は、膝関節への負担を大きくします。
バランスの取れた食事と適度な運動で、適正体重を維持しましょう。
これらの膝痛ケアを実践することで、痛みのない快適な生活を送ることができます。