今回のブログは、
『指が全部ある登山家』
というタイトルで書きました。
YouTubeでアルピニストの野口健さんを見ていて、ふと指に目が止まりました。
高所登山の世界では、凍傷で指を失う方もいます。
極限の山を登ってきた方の指が全部ある。
そこに、危険を察知する身体感覚を感じました。
ブログでは、野口健さんの身体を、整体でいう体癖の視点から観ています。
もちろん、動画を拝見している範囲での個人的な見解です。
直接身体を観たわけではないので、断定するものではありません。
ただ、9種的な本質を掴む力と、8種的な困難に耐える力が混じっているように感じました。
9種には、表面ではなく深いところにある一点を捉える感覚があります。
危険なものを、頭で考える前に感じ取るような働きです。
山では、情報や状況判断だけでは間に合わない場面があるのだと思います。
登る力だけではなく、降りる判断。
進む勇気だけではなく、やめられる身体。
整体で大切なのも、ただ柔らかい身体を作ることではありません。
疲れているのに進んでしまう。
冷えているのに気づかない。
本当はやめた方がいいのに、頭の都合で続けてしまう。
そうした状態が続くと、身体は少しずつ鈍っていきます。
桑谷整体では、痛い場所だけではなく、骨盤・背骨・呼吸・自律神経の働きなどを通して、身体全体を観ることを大切にしています。
危険なものを、危険だと感じられる身体。
背負ったものを、もう下ろした方がいいのかを感じ取れる身体。
そこまで鈍らせないことも、整体なのだと思います。
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