2018年11月1日 更新
気になるフェイスラインのたるみ、改善してスッキリ!
「あれ?前よりフェイスラインがたるんでない?」「顔の雰囲気が何だか老けて見える?」……。鏡に映った自分を見てドキッとすること、ありませんか? フェイスラインは顔の印象を大きく左右します。たるんでいると顔全体が重い表情になって年齢よりも老けた印象になってしまいますので、しっかりケアをしてスッキリとしたフェイスラインを目指しましょう! 加齢と共にたるみがちなフェイスライン。今回はたるみの原因と改善方法について紹介していきます。
フェイスラインのたるみを改善する対処方法2つ
原因がわかったところで、さっそくフェイスラインをたるませないための方法を紹介していきます。
コラーゲンを補う
血管、腱、歯などにも存在し、肌の弾力を司る組織として知られる「コラーゲン」。最近はコラーゲン配合の化粧品なども続々と登場しています。塗るのがいいのか、食べるのかいいのか? 食べても肌まで届かない、ある程度の効果は期待できるなど、コラーゲンの取り入れ方については意見の分かれるところではありますが、せっかく食事を取るならコラーゲンを意識してみませんか? コラーゲンを比較的多く含むといわれる食材をご紹介します。
肉類
- 手羽先
- 鳥軟骨
- 牛すじ
魚介類
- サケ
- アジ
- イワシ
- ブリ
- ウナギ
- サンマ
- エビ
- イカ
鶏肉は全体的にコラーゲンが多く、カロリーも低いのでおすすめ。魚は身と皮の間にコラーゲンが多く含まれているそうです。また、ビタミンCを同時に摂取するとコラーゲンが定着しやすくなるといいます。
2.フェイシャルエクササイズで顔の筋肉を鍛える
たるみ対策として、顔の筋肉を動かす習慣を付けましょう。フェイシャルエクササイズを行うことで、顔が引き締まって小顔になったり、血行が促進されて美肌になったりとうれしい効果がたくさん! 何より表情が豊かになると、笑顔に自信が持てますよね。ただし、やり過ぎると表情ジワの原因になりますので、回数は必ず守ってくださいね。一日に回数を多くこなすのではなく、毎日続けることが結果につながります。
顔の筋肉を鍛える「あいうえお体操」
「あ」「い」「う」「え」「お」と口を動かすことでフェイスラインのたるみに効果的なエクササイズです。ポイントは背筋を伸ばして姿勢を正し、口をしっかり開けてゆっくりと行うことです。それぞれの表情をキープするのは5秒、一日2~3回が目安です。
「あ」少し上に向いて、口を大きく縦に開けます「い」口を横いっぱいに広げてください「う」唇をすぼめて前に突き出します。口の周囲に力を入れることがポイントです「え」口を横に広げて、口の両端が上がるようにしましょう「お」口をゆっくり縦に広げて、少し口をへこませましょう
頬の筋肉を鍛える「割り箸エクササイズ」
割り箸を使って頬の筋肉を鍛えるエクササイズです。一日3回を目安に行いましょう。
- 割り箸を横にして平行になるように口でくわえます。
- そのまま口角を上げて、ニッコリ笑ったまま30秒キープします。「いー」と声に出すとやりやすいですよ。
フェイスラインがたるむ5つの原因
1.たるみの大きな原因は紫外線!?
紫外線(UVA波)で肌にダメージを受けると、肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンを変性させてしまうため、たるみにつながります。季節や時間帯によってその量は変わりますが、基本的に紫外線は一年中降り注いでいます。またUVA波はガラスを透過するため、室内でも予防が必要です。たるみだけでなく、多くの肌トラブルを引き起こすという紫外線。日焼け止めクリームはもちろん、日傘や帽子などを上手に利用して紫外線をカットしましょう。
2.睡眠不足、栄養不足もNG!
コラーゲンやエラスチンは、ビタミンCやたんぱく質などさまざまな栄養素を使って作り出されています。偏った食事を続けていると、必要な栄養素が不足して肌にも充分に行き渡らないことも。それにより肌のハリや弾力が失われてしまうのです。また睡眠不足もたるみの原因となります。「美肌は夜に作られると」いわれるくらい睡眠は重要。毎日の食事と睡眠を見直してみましょう。
3.美肌の敵、乾燥はたるみの原因にも
肌が乾燥すると、その土台部分である真皮層の水分を充分に保持することができず、ハリや弾力が失われてきます。ハリや弾力がなくなると自然に皮膚はしぼんで下がっていき、たるみとなるのです。乾燥も紫外線同様、多くの肌トラブルを引き起こします。美容液やクリームでしっかりと保湿をしてください。エアコンの風が直接当たらないようにするなどの工夫も大切です。
4.気が付くと無表情になってませんか?
移動中の電車の中や家事や育児の合間に、スマホとにらめっこで無表情になっている方、多いのではないでしょうか。表情の変化が少ないと、顔の筋肉が衰えてたるみやすくなるそうです。ただでさえ年齢とともにたるみやすくなる肌。のちほどご紹介するフェイスラインのエクササイズで顔の筋肉を意識的に動かして、フェイスラインをスッキリさせましょう。
5.ふだんの姿勢にも要注意!
パソコン作業やスマホをいじっている時など、気が付くと猫背であごが前に突き出た状態になっていませんか? この姿勢、実は顔が全体的に下方向に引っ張られた状態。つまり自ら大きな力をかけて、肌を下へ下へと引っ張り続けているようなものなのです。もちろんフェイスラインがたるむ原因にもなります。背筋をピンと伸ばすと、それだけで凛として美しく見えるもの。猫背の自覚がある人もない人も、猫背になっていないかをこまめにチェックしてみてくださいね。
まとめ
- 日焼け止めなどで紫外線対策を行う
- しっかりと睡眠をとる
- バランスの良い食事を心がけ、コラーゲンの摂取を意識する
- 肌が乾燥しないようしっかり保湿を行う
- 顔の筋肉を鍛えるフェイシャルエクササイズを行う
- 猫背を改善する
今回はフェイスラインのたるみに注目してお伝えしました。年齢によるたるみは何となくイメージできるものの、紫外線や乾燥、姿勢もたるみの原因になるなんて……と驚いている方もいるかもしれません。毎日の生活習慣を見直すと同時に、セルフケアとしてフェイシャルエクササイズもぜひ試してみてください。きれいなフェイスラインをキープして、いつまでも若々しくいたいですね。