「頭がズキズキする」「こめかみが締め付けられるように痛い」――
そんな頭痛に悩む女性は多く、日本人の約4人に1人が慢性的な頭痛持ちといわれます。
頭痛の原因としてよく挙げられるのは肩こりや眼精疲労ですが、実は見落とされがちなのが自律神経の乱れです。
自律神経は呼吸・血流・体温調整などを担う重要な神経。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、頭痛が慢性化してしまうのです。
・頭痛には主に3種類あります。
緊張型頭痛:首や肩のこりによる血流悪化で起こり、交感神経の過剰優位が関与。
片頭痛:血管の拡張で脈打つような痛み。ストレスから解放されたときに出やすく、自律神経の切り替え不良が原因。
群発頭痛:目の奥が激しく痛むタイプで、自律神経の異常な興奮が関与。
自律神経が乱れる原因には、ストレス・姿勢不良・睡眠不足・ホルモン変化などが挙げられます。
特にデスクワークやスマホ使用によるストレートネックは大きな要因です。
・セルフチェックとして
「天気で頭痛が出る」「眠りが浅い」「めまい・耳鳴りがある」「胃腸が弱い」
などが複数当てはまる場合、自律神経性頭痛の可能性があります。
改善には、腹式呼吸で副交感神経を整える、胸を開くストレッチ、ぬるめの入浴、デジタルデトックスなどのセルフケアが有効です。
それでも改善しない場合は整体で首や肩の緊張を緩めたり、医療機関で適切な治療を受けることも重要です。
「ただの肩こりだから…」と放置すると慢性化して生活の質を大きく下げます。
体の声に耳を傾け、セルフケアと専門的ケアを組み合わせることが頭痛改善への近道です。
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