いよいよ3月、暦の上でも春となりました。前回予告したように今回のテーマは白木蓮です。白木蓮、暗がりの中、青白き人工の光に照らされて、ぼうっと白い花が浮かぶ様は、何処と無く艶めかしく、妖艶といっても良いでしょう。
いつも植物の花を見ては、ネットで花言葉や蘊蓄を調べてしまうのですが、木蓮という花が1億年以上前も同じ感じで咲いていたというのがとても驚きです。最も古いタイプの花木でもあるのだそうです。
地上では恐竜が我が物顔で闊歩していた時代です。一方で我々のご先祖の哺乳類は恐竜たちの目を避けて、ひっそり這いずり回り、夜間になると、ごそごそと行動していた存在だったのだと思います。また蝶や蜂が出てきてなかった時代で、花粉の運搬の担い手はカナブンに代表される甲虫類だったのでしょう。
そんな古いタイプ花木なのですが、美しさは格別です。今どんどん蕾から花開き始めているところなので、見かけましたら存分に愛でてあげましょうね。
撮影場所は高知市堺町です。大きく見事な白木蓮の街路樹が数本植わっており、夜間、人工の光に照らされてたたずむ様は格別なものがあります。そこからさらに私もカメラのストロボで人工の光を出して撮影してみました。
明日はいよいよ3月3日桃の節句、雛祭り、女の子のいるおうちでは、家族揃ってお祝いですね。それでは皆様よき週末をお過ごしください。
※コメントのお返事は心の中だけでさせていただきます。ごめんなさいね、最初の頃は返信できなかったので、皆さんに対して平等に接したいのです。
※ここで挙げられる写真は2、3枚だけです。ラインやアメブロでは複数枚写真や動画をあげておりますのでもし興味がございましたらこちらも覗いてみてね。