肩こりが悪くなるとといつも、吐き気やむかつきがでて辛くて何とかしたいと思った方はいませんか?
きょうは、「 吐き気と肩こり 」 肩こりからくる吐き気についてお話していきたいと思います。
吐き気とはお腹の上部に不快感を覚え、気持ち悪くて食べ物や飲み物などを吐き出したくなるような感覚の事をいいます。もっと詳しく言うと、脳内の 「 嘔吐中枢 」 の指令により胃の出口を閉まり、胃腸に影響を受け腹部が圧迫して、胃の内容物が口腔に逆流し、体の外へ吐き出したくなります。
吐き気が起こる原因は様々です。内臓、脳、三半規管、精神疾患などの病気によるものと筋肉や姿勢・骨格の歪みからくるものがあります。ここでは、筋肉や姿勢の歪みから吐き気を伴うケースを伝えていきます。
姿勢が悪くなると身体の歪み、筋肉の硬さ、血行不良と、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。 筋肉の硬さや血行不良は肩こりと関係があります。この肩こりが酷くなると背中や首の筋肉まで緊張して硬くなり、だるさに加えて吐き気を催すことがあります。
【 どうして酷い肩こりで吐き気を催すのか? 】
とくに肩こりがひどく頭痛が起きているときに、その刺激が嘔吐中枢に影響をうけているからです。
つまり 「吐き気を催す神経」 と 「酷い肩こりを伴う頭痛を起こす神経」 は隣接するところにあるので影響しやすいのです。
【 肩こりで吐き気が起こる原因 】
● 筋肉の緊張により肩まわり・全身の血流が悪くなり、内臓の働きまで低下している
● 自律神経が乱れている
● ストレス、疲れが溜まって身体のバランスが崩れている
● 姿勢が悪く、運動不足である
● 冷えやすい身体である
今回は 「 自律神経を整えるツボ押し 」 をご紹介していきたいと思います。
【 労宮 】
・ 手のひらの真ん中のくぼみにあります。
・ 手を握ったとき、人差し指と先端の中間に取ります。
・ このツボを中心に、手のひら全体を痛気持ちいい程度の強さで押してください。
ツボ押しすることで、その刺激が神経を通って脳にとどき脳からの指令でそのツボに関連する内臓や自律神経にも刺激が伝わります。その結果、身体の不調が改善されたり、ホルモンバランスが整い免疫力が高まったりします。
吐き気と肩こりが長く続く場合や頭痛及びめまいを伴っているときは病院に行ってしっかり受診してください。
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