前回に引き続き腸のお話です。
今回のテーマは『小腸』。
私たちは胎児の時へその緒から栄養をもらっているので一番最初に機能し始めるのは心臓ですが、形としてはまず初めに腸が出来上がっています。
また脳も腸から進化したものです。
腸を動かす神経細胞の集合が脳へ発達していきました。
小腸の事を脳と形が似ていることから「第二の脳」と呼ばれることをご存知の方も多いと思います。
小腸は細かく分けると十二指腸、空腸、回腸の3つに分けられます。
長さは6~7m程。
食物を効率よく取り込むため、小腸の内部の表面は沢山の絨毛があり通過するだけで食物が吸収される構造になっています。
そもそも小腸とは食物を分解して私たちの身体の細胞が使えるようにする消化管の一部です。
胃から運ばれてくるドロドロの食物を消化液と混ぜ均一にし、さらに粘膜から吸収する役割です。
★小腸には「腸管免疫」という免疫システムがある。
これは体内で最大!(免疫細胞の白血球やリンパ球が体内全体の6~7割程占めるとも言われている)
食品のように安全なものと病原菌のように身体に危害を加えるものを識別する「仕分け」する免疫システムが発達しているのです。
この免疫システムと腸内細菌とは密接な関係があり全身の健康にも関与することが知られています。
(例えば…)
乳酸菌は腸内の免疫バランスを整え花粉症対策等アレルギーに役立つとも言われている。
脳よりも多くのホルモンを分泌しているという報告もある。
インスリンの分泌をコントロールするホルモンが小腸から分泌されることが分かっています。(インスリンは膵臓から分泌され食後の血糖値を調整するホルモン)
今まで小腸といえば「消化・吸収」ばかりクローズアップされていましたが、これからますます多くの役割が解明されていくかもしれません。
最後に…
腸を知る上で知っておきたいのが吸収する働きの中で添加物やストレスなど負のものまで溜め込んでしまう事。
それによって腸が硬くなり多種の機能低下に繋がります。
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