こんにちはRe.Ra.Ku御成門駅前店です。
前回に続きマクロビオティックを詳しく解説していきます。
今回は“食事”、具体的にどんな食べ物をどのくらい摂ればいいか見ていきましょう!
1、全粒穀物がマクロビオティックの「要」
まずはマクロビオティックの基盤となる食材、全粒穀物について。
「全粒穀物」とは穀物の種皮や胚などを取り除かない物で、主に“玄米”や“ふすまがついた麦”、
トウモロコシや蕎麦も含まれます。
栄養面でも消化・排出作用をうながす複合炭水化物と食物繊維が豊富、消化器系を正常に働かせてくれます。
他に神経を円満にするビタミンB、体を成長させるタンパク質、骨や歯を作るカルシウム、
血液を改善するミネラルなど多くの栄養が含まれます。
全粒穀物は主食。基本的に毎日摂ります。
玄米、雑穀、大麦など種類が豊富にあるので、種類を変えて食べても大丈夫です。
(図1参照)
2、野菜は陰性!肉や炭水化物と合わせて
食事の20~30%新鮮な野菜を摂ってください。蒸す、茹でる、炒める調理法、少量のごま油や未精製油を使用しても大丈夫です。肉、野菜、炭水化物をバランスよく食べるようにしましょう。
加熱調理したものが良いですが、生野菜や漬物も少量取るようにしましょう。
(図2参照)
3、豆類
(図3参照)
4、海藻は自然の解毒作用!
海藻の働きは血液の強化、特に動脈や血管に柔軟にすることで血液の循環をスムーズにします。
海藻には解毒作用もあります。
ワカメや昆布はそのまま食べるだけでなく、出汁としても使用出来ます。
出汁や海苔など、1回でとれる量が少ないので全体の2%食べられれば良いですが、
ヒジキのように海藻を主体に使った料理も時々食べるようにしましょう。
(図4参照)
5、食事は摂り方が重要!
マクロビオティックに限らず、調理法によって栄養が増減することがあります。
ポイントは、季節の旬の食材を新鮮な状態で、適切な調理法で食べたいですね。