こんにちはRe.Ra.Ku御成門駅前店です。
最近ではスーパーやコンビニでもよく目にするようになった “完全栄養食”。現代人は忙し
く一汁三菜どころか三食を食べている方も少ないでしょう。一品でバランスのよい食事が
摂れる完全栄養食は便利ですね。
そこで、私がおススメしたい“元祖完全栄養食”ともいえるのが「スープ」。冷えきった体
をゆっくりと温めていく熱々のスープにホッとするひとときは、まさに至福の時間。最近
では、健康に配慮してお弁当にもスープを持ち歩く人が増えています。また、スープをメ
インにしたカフェ・ランチも人気ですね。ということで、今回はおもてなしとしても立派
な一品になるスープの世界をご紹介します。
スープの始まりは?
スープの起源は、紀元前のもっと前まで遡ります。「焼く」や「蒸す」に対して、「煮込
む」という調理法は火にかけても燃え尽きることなく、かつ水が漏れることもないという
土器がなければできません。
中国では2万年前の土器が発見されたという情報もあり、これが正しければ世界最古であ
るとされますので、「煮込む」という調理法は、人類の歴史からいえば新しい調理法だと
いえるでしょう。
スープの語源は?
1, フランス・イギリスのポタージュ=「鍋に入れられるもの」
一つの鍋で煮た主食を家族で取り分けて食べる料理のこと
2, フランスの「Sopソップ」=スープ
本来は煮汁をぬぐうために用いられたパンのこと。パンがガチガチに固いものだった
ころの食習慣の名残りです。一日の終わりに取る軽い食事としても適していたこの食
べ方は、やがて英語の「supperサパー(夕食)」となり、「soupスープ」は鍋の中の煮
汁そのものをさすようになりました。
明日人に話したくなるホッとストーリー
健康スープ代表「ボルシチ」の本格レシピ
欧米にスープは数多くありますが今回は日本でもよく知られている「ボルシチ」をご紹介
します。ロシアの料理だと思われていますが、厳密にはウクライナの郷土料理です。
鮮やかなレッドは「ビーツ」からくるもの。北海道の砂糖の原料である「てんさい」の仲
間でオリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用があります。また、あの赤さは
アントシアニンを作ることが出来ない植物が作り出す「ベタシアニン」。がん予防に効果
が高い強い抗酸化作用が特徴です。是非お試しを♪