マスクを着ける時間が増える中、マスク着用時ならではの肌の不調を感じる方も多いのでは?
なかでも多いのがマスクによる肌荒れやニキビ。
肌のざらざら感やポツポツしたニキビは、なぜ出来てしまうのか。
原因や対処法についてオーナーに聞いてみました。
Haruka:マスクが肌に擦れることによって、肌のざらつきやニキビが気になるという女性が多いようです。原因として何が考えられるでしょうか?
オーナーすわ:今まで常用することのなかったマスクを毎日ほぼ一日中肌に密着するようになりました。
特に敏感肌など外的な刺激に弱い方々は、普段の見た目ではほとんど問題ありませんが、一般の人よりもバリア機能が低くなっています。
そのため、マスクの外的刺激が加わることによって、擦れた部分に湿疹ができやすくなるようです。
なので、敏感肌の自覚のある方は、普段よりも保湿を心がけて皮膚のバリア機能、つまり刺激からの防御能を高めておく必要があるのです。
Haruka:ニキビが出来やすくなったという話も聞きますが、どのような原因でしょうか?
オーナーすわ:マスクニキビには2種類あります。一般的なニキビが悪化する場合と、毛穴に潜んでいる毛包虫が増えて炎症を起こす場合です。
マスクをして皮膚の温度や湿度が上がると、ニキビ菌がより繁殖しやすい環境となってしまいます。
もともと夏場はニキビが出来やすい時期なのですが、それをマスクが更に助長していると言えるでしょう。
また、大きなニキビがぼこぼこと出来ている方々は、毛穴に毛包虫というダニの一種が潜んでいることがあります。
毛包虫は高温多湿の環境で増えやすく、ニキビの大型でオデキみたいな発疹になりやすくなっています。
とにかくマスクによる高温多湿がニキビ菌、更には毛包虫を増やして悪化すると考えられます。
Haruka:マスク内の環境がニキビの原因だったのですね。
オーナーすわ:マスクの中の環境だけではなく、マスクによって擦れる刺激もニキビを悪化させることにつながります。
刺激によって毛穴の出口に角質が増えて、毛穴が詰まってしまいます。
詰まった毛穴に脂が溜まってしまうと、その脂を食べて生きているニキビ菌が増えてしまうのです。
高温多湿という環境のみならず外的刺激という点からも、マスクが悪さをしていると考えられるのです。
Haruka:ニキビの対処でニキビを潰してしまう人も多いですよね?
オーナーすわ:ニキビを潰すと一時は良くなったように見えますが、痕を残すことになります。
なるべく痕を残さないようにケアすることが必要ですが、皮膚科を利用するのがオススメです。
早いうちに皮膚科に行くことで適切な対処をしてもらえます。
少数のニキビが出てきた時に保湿する事で皮膚を保護して、こまめに洗顔をすることが大切です。
ニキビに最も効果的なのは洗顔だと言われています。市販の製品で清潔に保っておくと良いでしょう。
Haruka:お肌のバリア機能を高めるにできることはありますか
オーナーすわ:角質ケアつまり保湿が最も大事です。角質に保湿剤などの成分を与えて角質そのものを良い状態にしておくと、その下の表皮の活動を活性化することにつながります。
表皮が活性化すれば角質も良くなるという相互作用もあると言われています。
Haruka:日常で気をつけるべき心掛けはありますか
オーナーすわ:マスクで人から見られないからといって肌ケアをおろそかにせず、とにかく保湿ケアをする事です。
これは男性にも共通することです。
マスク着用によって皮膚はダメージを受けやすい環境になっています。
これまで以上に、意識的に肌をいたわってあげましょう。
Haruka:保湿をしっかりして、基本的なお肌ケアをしっかりと行うようにしてみます。
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