最近元ボクシングヘビー級王者のマイクタイソンがチャリティーマッチで現役復帰をするのでは?と言う噂が流れています。
マイクタイソン、言わずと知れた元ボクシングヘビー級統一王者。
名称カスダマトに才能を見出され若干二十歳で世界ヘビー級チャンピョンに輝く。
全盛期は世界トップクラスのヘビー級ボクサーを漫画の世界みたいに次々にノックアウト。
マイクタイソンと戦うまでは無敗で来ている王者もわずか1ラウンドでKOされていく映像は今でも歴代史上最高のボクサーと言う呼び声が高いです。
全盛期のマイクタイソンのパンチのスピードや動きはヘビー級でありながら軽量級並みのスピードを誇っていたそうです。
ヘビー級のパワーと軽量級のスピードを兼ね備えているのですから戦う相手はひとたまりもなかった事でしょう。
何故全盛期のマイクタイソンはあんなにも強かったのか私自身の身体理論から考えてみました。
当時の映像を見てみるとマイクタイソンは他の選手と決定的に違うのは脊椎の動きです。
当時のマイクタイソンは脊椎が他のボクサーよりも圧倒的に柔軟に動いているのが見受けられます。
脊椎の柔軟性が増すと運動においては重心移動がしやすくなります。
重心移動が出来るようになるとボクシングや格闘技の世界では相手選手は左にパンチが来るとわかっていても中々その攻撃をかわす事が出来なくなるそうです。
それは地面を蹴ることなく推進力で身体を移動できるからだそうです。
全盛期のマイクタイソンは普段のトレーニングや練習の過程において脊椎が他の選手よりも緩んで重心移動を行った動きを自然に覚えていったのかもしれません。
そんなマイクタイソンも1990年の東京ドームでジェームスダグラスに敗れその後レイプ事件を起こし1995年まで刑務所に服役しボクサーとしての全盛期を棒に振りました。
服役後再び世界王者に返り咲きますがイベンダーホリフィールドやレノックスルイスと戦って敗れたタイソンに全盛期の動きはなく脊椎のしなやかさもなくなっていた感があります。
私は全盛期のマイクタイソンの動画を観るのが大好きです。
チャリティーマッチと言えど現役復帰したマイクタイソンを観るのが今から本当に楽しみです。