作家橘玲さんの「言ってはいけない残酷な真実」の続編「もっと言ってはいけない残酷な真実」の本を要約した動画を観ました。
そこで一番興味を持ったのは日本人はひ弱なランであると言う説明でした。
日本人はひ弱なランと言う意味は日本人はアフリカ系やヨーロッパ系の人々と比べて不安感が強い民族だそうです。
それは脳内のセロトニンの運搬遺伝子に違いがあるそうです。
アフリカ系やヨーロッパ系の人々は陽気で楽観的な人が多い印象ですがこれはセロトニンの遺伝子が影響していてそれがセロトニン運搬遺伝子と言われています。
セロトニン運搬遺伝子とはセロトニンの量を決める遺伝子でLL型とSL型とSS型の三つがあるそうです。
セロトニンの量が一番多い遺伝子を持っているのがLL型で次にSL型最後にSS型が一番セロトニンの量が少ないそうです。
つまりこの研究によるとセロトニンが多いLL型の人が性格的に楽観的な人が多くSS型の人がセロトニンの量が少なく悲観的な人が多いようで日本人はほとんどの人が遺伝的にSS型だそうです。
要約によるとSS型が65%。SL型が30%。 LL型はわずか4%しか日本人にはいないそうです。
要するに日本人は神経質で敏感な人が多いわけです
ここからの話が面白いのですがこれをお花にたとえるとアフリカ系やヨーロッパ系の人々はタンポポで日本人はランに例える事が出来ます。
たんぽぽはストレスのある環境でもたくましく育つがその花は小さく目立たないのが特徴です。
その一方でランはストレスを加えられるとすぐに枯れてしまうが最適な環境では大輪の花を咲かせることが出来ます。
つまり日本人はストレスに弱く自分に合わない環境にいると上手くいかないが自分に合った環境を探しそこにいる事で能力が向上し物事が上手くいきやすくなるということです。
この様な事実があるのならば頑張っても自分自身が枯れてしまう嫌な事やストレスに感じる仕事や人間関係からは出来るだけ離れるべきで努力すれば大輪の花を咲かせる事の出来る自分に合った仕事や環境を一日でも早く見つけるべきです。
現代は世間の価値観に囚われず自分自身の性質や遺伝と向き合い自分に合った環境を見つけ生きていく時代なのかもしれません。