昨年は桐生祥秀選手が日本人初の9秒台をマークし新たな歴史が幕を開けた男子100m。
今年は世界選手権やオリンピックはないのでイマイチ盛り上がりに欠けますが記録の出やすい高速トラックで有名な織田記念陸上が開催されました。
今回は桐生選手は出場しませんが10秒00の日本歴代2位の記録を持ち9秒台が期待される山縣選手と同じく9秒台が期待されるケンブリッジ飛鳥選手が出場!
昨年の調子からしていきなり9秒台に近い記録が出るのでは?と思いましたが結果は
山縣選手が10秒17
ケンブリッチ選手10秒26とイマイチな結果に終わりました。
追風も1・5メートルと絶好の条件でしたが両選手にとっては振るわない記録、山縣選手もレース後は首を傾げていました。
ケンブリッチ選手もアメリカに練習拠点を移し世界トップの選手と練習を積んできましたがまだその成果が出せてないようで思うような走りが出来ませんでした。
陸上ファンの私としてはこの時期はいつも楽しみな時期ではあるのでちょっと残念ですがそれにしても10秒17のタイムは一昔前ならば9秒台が期待されるタイムです。
この記録で残念な結果と思われてしまうのですから日本の短距離界のレベルも随分と上がったものです。
その他の選手は桐生選手と同学年の小池選手が予選で3年ぶりに自己ベストを大幅に更新する10秒20をマーク。
今年実業団一年目ですが幸先の良いスタートを切りました。
大学生の後半で伸び悩んでいましたがもしかしたら今年は一気にブレークするかも?
そして今年東洋大学に入学し桐生2世と言われる宮本選手も予選でセカンドベストとなる10秒26を出しており好調をアピールしています。
10秒1台の記録も条件が良ければ出そうな感じでした。
今年は意外な選手が伸びてくる気配がありそうですね!
桐生選手の初戦は5月3日の静岡国際陸上で200mに出場します。
今年はどんなタイムが出るのか非常に楽しみです。