5月20日に大阪で行われたセイコーGP陸上大阪の400mリレーでリオ五輪銀メダリストのメンバー4人で構成された日本代表チームが
37秒85の今季世界最高タイムで優勝しました。
今大会はガトリンやコールマン率いるアメリカを抑えての優勝なだけに非常に価値が高いです。
リレーは間違いなく世界のトップクラスの実力があると言えます。
日本が初めてリレーでメダルを獲得したのは2008年の北京オリンピックでした。
当時は予選でアメリカやイギリスなど強豪国が相次いでバトンを落として失格になった事でメダルを獲得することが出来た感はありましたが前回のリオデジャネイロ五輪は完全に実力で取った銀メダルでした。
アンカーでボルトとケンブリッジ飛鳥が並んで走っている姿は鳥肌ものでした!
日本チームの強みは正確なバトンパスです。
日本選手の短距離のレベルはここ数年でかなり上がりましたがそれでもまだ世界のトップ選手とは開きがあります。
そこをリレーでは正確なバトンパスを行う事によって解消しています。
またリレーでは加速している状態から走れることも日本人に合っていて個人よりも成績が良い要因だと思います。
現在の日本記録は37秒60。
今大会は2走の飯塚選手がまだ本調子ではなかった事やサニブラウン選手が加わってなかったことを考えるとまだタイムを短縮できそうな感じがあり37秒台前半も夢ではなさそうです。
それにしても今の日本の実力はカールルイスの時代のアメリカとほぼ同等レベルにある事を考えると本当に凄い事だなと思います。
これは東京五輪で本当に短距離種目初の金メダルがあるかもしれません!