3月4月は歓迎会や送別会なども増え、飲む機会も増えてしまいまうよね(*^^*)
美味しお酒ですが、飲み過ぎには注意していただきたいので、今回は飲酒について記載してみます!
飲酒するとアルコール脱水素酵素により強い毒性のアセトアルデヒド(エタノールの最初の代謝産物であり、フラッシング反応や二日酔いの原因物質。 ヒトへの発癌性が疑われている。 エタノールは主として肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、さらに酢酸へと代謝されます。 アセトアルデヒドの分解が遅い体質のひとは、少量の飲酒でフラッシング反応(顔が赤くなります。)になり肝臓でアルデヒド脱水素酵素、ALDH1、ALDH2により無害のアセテートに分解されるがこのALDH2は日本人の約46%で欠損がみられます。
酔いの症状は4段階に分かれていて爽快期・酩酊期、泥酔期、昏睡期があります!
爽快期は気分さわやかほろ酔い気分で心拍数・呼吸数が速くなる、話が滑らかで抑揚がとれます!
酩酊期は気が大きくなり自己抑制がとれ立つと少しふらつく、運動障害が出現し千鳥足、呼吸促拍、嘔吐、嘔気等の症状がでてきます( ̄▽ ̄;)
泥酔期は歩行困難・転倒すると起き上がれない、意識混濁、言語支離滅裂となってしまいます(;・∀・)
昏睡期は昏睡状態、失禁、呼吸麻痺をきたして死亡する危険性が大きくなってしまいます((+_+))
飲酒により網様体が麻痺し大脳皮質の活動性が低下し理性が働かなくなり、抑えられていた大脳辺縁系の活動が活発になってしまいます。
そのため理性で本能や感情が抑えられなくなってしまいます!
小脳まで麻痺が広がると運動失調状態となり歩行困難となります!
海馬が麻痺すると記憶があやふやとなりブラックアウト状態になってしまいます!
脳全体に麻痺が広がり延髄も麻痺すると呼吸麻痺を起こし危ない状態となり死亡することもあります!
最近は飲み会にもコンプライアンスが重視され、危険な飲み会は減りましたが、羽目を外すとあぶないので気を付けましょう!