内臓の説明 胆のう(2023年06月03日 14時40分) 眼と頭のリフレッシュサロン 眼のチカラ 本町店

胆のう
<胆のうの構造と働き>
胆嚢の構造
胆嚢は直径10cm程のなす型をしています。
胆嚢の働き
胆嚢は、肝臓で作られた胆汁を貯蔵して濃縮しています。

<胆のうの収縮>
胆嚢の収縮は十二指腸から分泌されるホルモンであるコレシストキニンによって起こります。
まず、十二指腸に脂肪が運ばれてくると、これが刺激となって十二指腸からコレシストキニンが分泌されます。
このホルモンの作用で、胆嚢が収縮し胆嚢の出口が開いて胆汁が排出されています。

<胆汁の組成>
胆汁は、ほとんど(90%前後)が水分で、その他、胆汁酸・ビリルビン・コレステロールなどが含まれています。
胆汁には消化酵素は含まれておらず、脂肪の乳化を働きとします。
色は黄～黄緑色をしており この色は、胆汁色素である、ビリルビンと、ビリベルジンによるものであります。
<胆汁の働き>
胆汁は脂肪の消化・吸収に重要な役割を果たしています。
これは主に胆汁酸によるもので胆汁酸は脂肪を乳化させ消化酵素が働きやすいようにしています。
<胆汁の流れ>
胆汁は肝臓で作られたのち、肝管を通り、胆嚢で濃縮され、総胆管を通り、膵管と合流して十二指腸から分泌されます。

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