腰椎椎間板ヘルニアについて!(2023年08月16日 13時37分) 眼と頭のリフレッシュサロン 眼のチカラ 本町店

みなさん、こんにちは!

今日は腰椎椎間板ヘルニアについてまとめてみます!

定義としては

腰痛や下肢痛を引き起こす代表的な疾患です(~_~;)

若年成人では髄核が線維輪を破って脱出し、中高年では退行性変性により後方線維輪自体が椎体から剥がれて脱出することもあります!

椎間板の変性は髄核組織と後方線維輪に始まり、後方線維輪の細かな輪状亀裂～放射状亀裂が起こり、日常生活や労働により上昇した椎間板内圧により髄核の後方移動と共に突出、膨隆し髄核が線維輪を破って脱出します!

好発部位として
1、L4～L5
2,L5～S1
3,L3～L4

好発年齢として
1,20代
2,30代
3,40代
4,10代
5,50代 ～ 60代

性差
活動性の高い男性に多い(;・∀・)

原因
退行性変性
運動によるストレス

程度による分類
1、突出ヘルニア
2、脱出ヘルニア

部位による分類

逃避姿勢 増悪姿勢 下肢症状
外側ヘルニア 屈曲+健側側屈 患側側屈 片下肢 患側
内側ヘルニア 屈曲+患側側屈 健側側屈 片下肢 患側
正中ヘルニア 屈曲 伸展 両下肢
根下性ヘルニア 屈曲 伸展 片下肢 健側

自覚症状として
腰痛、下肢痛(活動すると痛みが強くなる。横になると痛みが軽減)
圧迫された神経根の支配領域に放散痛、重ダルさ、知覚異常
重度正中ヘルニアにおいて排泄障害

他覚症状
疼痛性跛行
逃避姿勢
疼痛性側湾
筋力低下、反射消失 又は消失・知覚障害

治療方法として

保存療法
安静
薬物療法(鎮痛剤)
ブロック注射
コルセット
体操療法

外科処置(手術療法)
経皮的髄核摘出術
キモパパイン椎間板内注射
後方椎間板切除術
椎骨固定法
徐圧法

生活指導、アドバイスとして
筋力の強化
姿勢
運動
睡眠 (寝具etc)

という感じで若い人に多い症状なので腰痛ぐらいと油断せず気を付けて下さいm(__)m