気を張り過ぎている40代男性のご来店です。
笑顔を作っていますが眼が笑っていません。
獲物を狙うような鋭い眼で背筋に冷たいモノが走ります。
ベッドに寝てもらって身体に触れるとビリビリしたプレッシャーが。
オカルト能力など持っていない私がこれだけ感じるとは
どれだけプレッシャーを振り撒いているのでしょうか。
「家内からも周りの人からもよく言われます」
「もっと力を抜いたらどうですか」
「わかっちゃいるけどこういう性格なもので」
ブラック企業にいた頃の私のようです。
出張先のホテルでよく整体にかかっていたのですが
毎度のように「楽にして下さい」「力を抜いて下さい」
しまいには「このままでは身も心もボロボロになりますよ」
当時は営業トークと思って聞き流していましたが
やはり相当やばい状態だったのですね。
「もっとチャランポランになっても周りは許してくれますよ」
「むしろそのほうが喜ばれるでしょう」
この言葉が届く日がくるのを期待しましょう。