生育歴・既往歴・家族歴を診断のベースにし診断の基準とします。
WHO世界・世界保健機関の国際疾病分類ICD-10・米国精神医学会DSM-5の2つが主に用いられます。
統合失調症と症状の似ている病気が複数ありCT・MRI・血液検査などで病気との鑑別を行います。
急性期・慢性期・症状が消失した後の維持期の3つの時期によって治療法が異なります。
急性期は抗精神病薬・症状を抑える薬物療法を行います。
緊急時は電気けいれん療法が行われることもあります。
慢性期は社会生活機能を回復させることを目標に薬物療法に並行して心理社会的療法を行います。
心理社会的な治療には心理教育や生活技能訓練・作業療法など個人の状態に応じ病気の自己管理の方法を身に付ける・社会生活機能のレベル低下を防ぐ訓練を行います。
適切な薬物療法と心理社会的療法を行うことで望ましい回復が得られる一方、統合失調症は再発しやすく薬物治療をやめて1~2年以内に50%以上が再発するという報告もあります。
再発予防のために維持期治療として服薬を長期間行うことが必要になります。
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