・夜中まで起きているとその分食べてしまったり、自律神経の働きが乱れてしまい、摂取カロリーは少ないのに太ってしまう。
・睡眠不足、昼間に動かない生活をしていると、交感神経の働きが衰えてしまい、消費されたエネルギーが使われずに脂肪として溜め込んでしまう。
・睡眠不足は食欲ホルモンが増加し、食欲抑制ホルモンが減少してしまうといわれている。睡眠時間が長すぎてもホルモンバランスが崩れてしまうので、適度な睡眠が最適です。
【肥満の原因】
・食事の摂りすぎ(エネルギーの過剰摂取)
・栄養のアンバランス(栄養の偏り)
・運動不足(消費エネルギーの減少、基礎代謝の低下)
・生活習慣の乱れ(ホルモンや自律神経の乱れ)
・ストレス(過食、代謝の低下)
【肥満とエネルギーバランス】
肥満を考える上で、エネルギーバランスに目を向けることは大切です。
摂取エネルギーは消費エネルギーを上回れば、余分なエネルギーが体内で脂肪に変わり蓄積されます。
消費エネルギー=基礎代謝エネルギー(70%)+活動エネルギー(20%)+食事誘発性体熱産生(10%)
一般的に日本人女性が一日に消費するエネルギーは20代のOLで2000~2200Kcal、中年の主婦で1800~2000Kcal 程度と考えられています。年齢を増すにつれ基礎代謝は低下し、日常の運動量も低下しますので、運動不足のため相対的に食べ過ぎになり、太りやすい条件がそろっていきます。
摂取カロリー<消費カロリー
バランスが大事ということ。なるべく野菜や肉から先によく噛んで食べたり、質の良い睡眠をとったり、ストレスをため込まない生活をしていくこともおススメします。