こんにちは!プライベートサロンmalon 川﨑です!
ボディケアにも色々なお店がありますよね!!
・もみほぐし
・リラクゼーション
・カイロ
・整体
・整骨院
など「どう違うの?」
とお客様から質問を頂くことが多いです!
ご自身のカラダのケアを「どこで行うのがベストなのか」
まずはケアの目的を明確にしたお店探しが必要です!
おおまかな相場の値段を合わせて解説します!!
【もみほぐし/リラクゼーション】
★メリット★
平均価格60分2980円~とリーズナブル!!
落ち着いた空間でリラックスでき、中には寝てしまう方も^^
オイルを使用したフットケアやヘッドマッサージ等
メニューの幅があります!
30分、60分、90分、120分とお客様の希望に合わせて
時間内で施術できる点も良いですね!
夜遅くの時間や当日いきなりでも対応できる場所が多いです!
《デメリット》
・基本的に未経験者のスタッフが会社の研修を経て施術を担当します。
・スタッフ経験値によって技術の差が激しいこと
・痛みや症状を改善することは目的とできないこと。
・無資格の場合、そもそもカラダの知識がなくリスクもあること。
例えば池袋エリアでは70店舗を超えるリラクゼーションサロンがありますが
予約が全て埋まっている店舗は、ベットは空いていても出勤しているスタッフが足りないことが多いです。
リーズナブルな反面、技術力にややリスクがありますね。
【カイロプラクティック】
平均相場は1回8000円前後~
アメリカを発祥とし現在の解剖学の元である西洋医学から
背骨と病気との関連性を追求した学問です。
世界10数か国で国家資格としてDoctorと呼ばれることも。
※日本では認められていません。
★メリット★
背骨の歪みを整える事で自律神経や運動神経などの機能が改善する。
WHOが医療として認めている。
《デメリット》
・高齢者や子供への施術はリスクが高い。
・日本で教えているレベルは海外と比較すると非常に低いと言わざる得ない。
・日本では国家資格とも医療行為とも認められていない。
・背骨の歪みを矯正したからと言って、背骨が歪む原因にはアプローチしていないため
根本的に改善するのかは疑問が残る。
・急性的なケガの対処は難しい。
・技術力に大きな差がある。
カイロプラクティックは西洋医学をベースとした素晴らしい技術です。
しかし実際には指導者が不足していること。低レベルな技術が浸透し、施術事故が毎年絶えないこと。
それらの問題が大きいです。
そもそもアメリカでカイロプラクティックを習得するためには
4~6年の期間を要します。医師と同様のレベルの知識と難関試験を突破した一握りだけが
D.Cを名乗れます。
日本では法制化されていないため、下手すると2週間前後の研修と実技で認定書を発行する民間資格もあるでしょう。
※海外で単位を修め、合格した人は本当に素晴らしい先生です。日本には100名も満たないですが。
またインターネットなどでボキボキと関節を鳴らすことで矯正を謳う施術者が増えたせいで
ただのアジャストメント行為がカイロプラクティック本来の技術と一緒にされていることも問題です。
基本的に骨を鳴らしてもカラダにとって良いことはほぼないと思います。
【整体】
価格は1回5000円~が平均
元々は東洋医学をベースとした施術を独自に行っていたと言えます。
施術の種類は多岐にわたり、様々な流派や理論に基づいて発展しています。
★メリット★
整骨院よりも高い技術を持っている場合もある。
骨格や筋肉、内臓、自律神経など専門分野は多岐にわたり、
症状に合わせて特化した治療を受けられることもある。
本当に患者さんのことを思って治したいと思っている熱意ある先生もいる。
《デメリット》
・そもそもの業界の基準があいまい。
・高額な商品の購入を進める悪徳な場合も存在する。
・リラクゼーションとの差別化ができていないこともある。
整体は逆に言うとなんの社会的地位はありません。
保険外の施術をメイン行っているサロンもあれば
マッサージやストレッチの複合など、先生によってすべてが違います。
最近は骨盤矯正などをメインにしているところも増えてきました。
色々なサロンがあるからこそ
「サロンの理念」が整体院を選ぶ際の基準になると思います。
【整骨院、接骨院】
元々は「ほねつぎ」の名称で地域医療の一旦を担っていました。
国家資格である柔道整復師のみに開業権利があり、ケガに対して健康保険を適用できます。
★メリット★
健康保険が適用できる。
国家資格を持っている。
地域に密着していて距離感が近く親しみやすい。
《デメリット》
・慢性的な肩コリや腰痛には本来保険が適用できない。
・電気や物理療法がメインのため手技での施術に特化していない院もある。
・一回の施術時間が短く、コマめに通う必要がある。
接骨院は整形外科がまだ少なかった頃、町の医療機関として
骨折や脱臼、捻挫や打撲などのケガを治療する場所として発展しました。
特に骨折や脱臼の整復は、オペのようにカラダを切ることなく
専門の技術で非観血的な治療を行うスペシャリストでした。
しかし近年は整形外科の数も増え、骨折や脱臼の治療は医師の同意が必要なことから
患者のほとんどは肩こりや腰痛で訴える人であふれています。
本来はそういった慢性的な不調には健康保険を適用できないのですが
例えば肩こりや腰痛を「捻挫」として保険組合に請求することで
患者さんの窓口負担金を減らしている経営実態が90%以上です。
そうした背景からいつの間にか接骨院は
「保険でマッサージしてもらえる場所」というイメージが強くなりました。
業界全体の不正請求は大きな社会問題になっています。
中には整体が行っている施術を保険外として自由診療している院も増えました。
根本的に経営がグレーなため治療技術もどんどん低下していっていると思います。
いかがでしたでしょうか。
かなり主観的な意見での記事になってしまいましたが
大学で柔道整復師を取り、整形外科、整骨院、リラクゼーションサロン、整体院と
全ての業界で患者さんと携わってきた経験を基に書かせて頂きました。
今は整体サロンの代表として。
本当にカラダを改善したい人に
健康保険の範囲では適用できない部分も含めて施術をしています。
不正に税金を請求せず自分の実力で皆様の力になりたい。
そんな想いで開業しました。
今回の記事が皆様のサロン、院選びのひとつの参考として
あなたにとって最善の選択をできるよう心より願い申し上げます。
プライベートサロンmalon代表 川﨑悠太朗