朝食の定番は、買いやすく手軽に食べられる食パンという人も多いはず。でも、パン単体だと血糖値が急激に上がってしまいます。
食物繊維を多く含む野菜やタンパク質を加えることで、血糖値の急上昇を防いで体への負担を少なくしましょう。カロリーは増えますが、腹持ちがよくなる分、食べすぎを防ぎ、栄養の補完にも繋がりおすすめです。
(1)納豆
納豆には食後血糖値の抑制効果をもつとされる水溶性食物繊維が、大豆の約1.5倍含まれています。ご飯と食べた時に食後血糖値の急上昇を抑制することもわかっています。
食パンに納豆をのせた納豆トーストは良質なタンパク質もとれ、おだやかな血糖値上昇を保つのも期待できそうですね。
(2)アボカド
アボカドには豊富な食物繊維が含まれているため、血糖値の急上昇を抑えるのに役立ちます。パンとの相性もよいので、トーストにのせていただきましょう。
抗酸化作用が高いビタミンEをはじめ栄養価が高いので栄養バランスを整えるのにも役立ちますが、カロリーも高いので適量を加えるようにしましょう。
(3)ヨーグルト
ヨーグルトはGI値が低い食品です。ヨーグルトに含まれている乳酸菌などの菌と菌が作った栄養素によって腸内環境が整うことで、血糖値を下げる菌が繁殖しやすい環境になると考えられています。
パンの上にヨーグルトを適量ぬってトーストするとクリームチーズのような味わいになりますよ。試してみましょう。