東洋医学には四診というものがあります。
四診とは望診(ぼうしん)、聞診(ぶんしん)、問診(もんしん)、切診(せっしん)の4つです。
望診は視覚による情報で、顔色、姿勢、歩き方、表情、舌の状態をみます。
聞診は聴覚、嗅覚による情報で、話し方、咳や呼吸音、腸の音、口臭、排泄臭の状態をみます。
問診は馴染みがありますね。症状、生活習慣、既往歴などの聞き取りです。
切診は触覚による情報で脈やお腹などを触診することです。
病気にはそれぞれ特有のニオイがあることは昔から知られていたそうです。
地域や国によっても体臭や空気のニオイは変わるので当然といえば当然ですね。
五感の感覚は女性のほうが敏感だと言われてます。
視覚に関しては男性のほうが優れているところもありますが、聴覚、嗅覚は女性の方が優位のようです。
先日、嗅覚が無くなっていた女性が、嗅覚が回復したとたんにお付き合いしていた人に対して、「この人は無理」と思ってしまったという話を知りました。
生理的に無理!は無理ですよね。
リラックスには五感が心地よく感じることを基準に選ぶのがおすすめです。
ぜひ皆様もご自身の五感に響くものを大事にして下さいね。
中村天風の言葉
五官を研げば、勘が鋭くなる
おすすめコース
おすすめコース