給食で毎日出ていた牛乳
この牛乳が、昨今
「体に実は良くない!?」
といわれるようになってきました。
真実は?その理由は?
をお伝えしていきます。
そのカルシウム、吸収できていない可能性が?
牛乳は、カルシウムが豊富である
というイメージがとても強いと思います。
背を伸ばすために、骨粗鬆症を防ぐために、
牛乳を飲んでいるという方も多いと思います。
実際、牛乳には100ml中に120mgの
カルシウムが含まれています。
それでは果たして、
私たち人間はこのすべてのカルシウムを
体内で吸収することが出来ているのでしょうか?
カルシウムが体内できちんと代謝されるには、
マグネシウムというミネラルが必要です。
しかしなんと、牛乳にはほとんど
マグネシウムが含まれていないのです。
つまり牛乳を代謝する際に
体内にもともとあるマグネシウムを
大量に消費するため、
体内でのミネラルバランスが
大きく崩れてしまうのです。
さらに、牛乳にはリンというミネラルも
多く含まれていることが分かっています。
コチラのリンというミネラルは、
腸内でカルシウムと結合してしまい、
カルシウムの吸収を妨げてしまうという事も
分かっている事実なのです。
動物性タンパク質が悪い?
動物性タンパク質が
完全に悪というわけでは
もちろんありません。
ただ、動物性タンパク質というのは
吸収する際に
腸内でうまく消化することができず
腸内腐敗を起こしてしまう
おおきな原因になってしまいます。
さらに、消化不良の際に発生した
アミノ酸が体内で多くなり、
血液が酸性に傾きます。
それを中和に戻そうとする段階で、
脱灰といった症状が起こるのです。
脱灰とは、
骨粗鬆症の初期症状とも言われています。
これらが、
牛乳が身体に良くないと
言われる所以となっています。
身体に良いと思って牛乳を飲んでいる方は
気を付けた方がよさそうですね。