体に危険を及ぼす可能性がある
添加物が使われてないものを選ぶ。
残留農薬の問題もあるため、
それが使われていないものを選ぶ。
それは食材だけでなく、
調味料も該当します。
食事において口に入れるのは
お米や野菜、肉だけではありません。
塩や味噌、醤油といった
調味料や甘味料、油などもそう。
これもまた重要な食の一部であるのにも
関わらず、食品と同様に選ぶ際に注意が
必要となっています。
主要な調味料の注意点について、
少しだけ書いていきます。
<醤油>
本来、醤油は大豆、小麦、食塩だけで
造ることができるものです。その際は熟成
期間が1~2年はかかるもの。
アミノ酸を使って3~6ヶ月で造る造成醸造
のものには添加物が入っています。
さらに、使用する大豆が、大豆から油分を
抜いた脱脂加工大豆が使われている商品も
注意が必要です。
<味噌>
味噌の本来の原料も大豆と米(麦)と食塩。
長期間熟成させた天然醸造仕込みのものを
選びましょう。原材料に「調味料(アミノ酸)」や
「酒精」(エチルアルコールのこと)、「保存料」
(ソルビン酸)と書かれたものは、発酵を促進
させたものになります。
<塩>
現在販売されている塩の大半は科学的に
精製が行われています。「精製塩」という
人為的に加工されたものになります。
精製塩の99%以上が塩化ナトリウムで
構成されているため、ほぼ別物と言えます。
表示名が「天日塩」「平窯塩」「岩塩」
などであれば問題はありません。
<みりん>
本物のみりんは、もち米、米麹、焼酎で
造られています。かつては、みりんの販売
には酒類販売業の免許が必要で、お酒と
同様の扱いで酒税もかかってきました。
そこで、酒税を回避して、安価にみりんの
ような風味を出すために開発されたのが
「みりん風調味料」です。これは糖類
(ブドウ糖や水あめ)にグルタミン酸や
香料を混ぜてつくるもので、アルコール分
も1%未満。
こういう商品が堂々と流通し、
市民権を得ているということも知っておいて
もらいたいことの一つです。