朝晩がかなり冷え込んできました。この時期になると どうも膝の痛みが気になる方が多くなります。膝は 関節包という袋のような膜で覆われていて 膝蓋骨という円盤状の骨の下には 膝蓋下脂肪体という脂肪の組織があります。その脂肪体は 膝の曲げ伸ばしの時には ぐにゅぐにゅと移動して 関節の動きをサポートしているのですが 寒くなると 脂が固まりやすくなり 人によっては化石のように硬くなってしまったりします。
さらに 膝上部の 膝蓋上嚢という組織も 同じ理由で固まりやすくなります。そうなると 曲げ伸ばしするたびに違和感や痛みを伴うようになり 炎症を起こしたり ほかの筋肉が代償して頑張るために 股関節や足関節にも影響がおよび 次第に歩くのが辛くなってしまいます。
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