今年の夏は身の危険を感じるほどの酷暑だったので 高齢の母の不要不急の外出はなるべく引き留めていたのですが 朝晩はいくらか涼しくなり体調も良さそうでしたので 思いきって映画に連れ出しました。何を観たのかというと 山田洋次監督 吉永小百合さん 大泉洋さん主演の 「こんにちは 母さん」です。 思った通り観覧年代層はかなり高く ご夫婦で仲良くの方々も多かったのですが お洒落したご婦人方の多いこと!!! 女性はいくつになっても活動的ですよね。母は80歳くらいまでは父とよく映画に出かけていたのですが コロナ禍でこもっているうちに 耳がかなり遠くなってしまい 家のテレビでも字幕がないともう厳しくなってしまいました。最近 また新たに補聴器を買い(いくつも持っています₎ それがなかなか調子がいいので 映画館でも聞こえるかもしれないと イチかバチか行ってみることにしたのです。結果はなんとか成功して 久しぶりに楽しめたようで私も胸をなでおろしました。しかしながら母のように聴覚の衰えで映画館に行けなくなってしまったという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?邦画でも 字幕付きの時間帯を作っていただけると意外と需要があるのでは? もしくは美術館のようにインカムの貸し出しを有料で行えば もっと映画館に足を運ぶ人が増えるかもしれません。高齢化社会に優しい世の中になってほしいものですね。