朝晩の冷え込みが強く感じられるようになってきましたね。寒くなると途端にトイレの回数が増えるという方も多いと思います。真夏のように汗だくになることも少ないですから熱中症に気を付けていた頃よりも毎日の水分摂取量が少なくなっていませんか?水は私たちの身体に最も多く含まれる物質で生命活動をサポートしてくれるなくてはならないものです。食事をすると栄養素は吸収されやすい形に分解されて水に溶けた状態で代謝されます。そして水分を含む血液やリンパ液によって細胞に栄養が届けられ 不要になった老廃物を尿から排出しています。さらに水の比熱は高いので温まりにくく冷めにくい性質があるため体温を一定に保つことに役立ちます。
成人のカラダの55~60%を占めている水分量の1%の損失で のどの渇き、2%の損失でめまいや吐き気、食欲減退が現れます。10~12%の損失で筋痙攣、失神 20%になると生命の危機になってしまいます。
いつまでも血液サラサラで 冬のお肌も潤いを保つためにはこまめに水分を摂らなくては...と真夏同様に意識を持ってくださいね。食事の合間に常温の水を飲むようにすると食べるペースがゆっくりとなりますし満腹感も得られやすいのでお薦めです。 今年も残りわずかですが健康で過ごすために忙しい時ほど水分を!