冬になると、なんとなく疲れやすく感じたり
体の不調が続いたりする方もいるのではないでしょうか?
こうした冬の体調不良の大きな原因のひとつとして
「寒暖差疲労」が挙げられます!
自律神経を乱れさせ、体のさまざまな不調の原因となってしまう寒暖差疲労ですが、どのようなメカニズムで引き起こされるのでしょうか。
今回は、寒暖差疲労の原因や寒暖差疲労を溜め込まない為の対策をご紹介します!
◯寒暖差疲労のメカニズム
寒暖差疲労は本格的に冷え込む冬に起こりやすくなります!
なぜかというと、一日の最低・最高気温の差が大きくなる為です!
また暖房機器を使用することで室内外の気温差も広がるので更に体が寒暖差のある環境に置かれることになることも原因の1つ。
こうした寒暖差の激しい環境で過ごしていると
私たちの体は気温差に対応しようと何度も熱を作ったり逃がしたりして、必要以上にエネルギーを消費します!
その結果、寒暖差疲労が蓄積し自律神経も乱れて、
自分が意識している以上に体が冷えやすくなってしまうのです。
最近は空調が完備された環境が増えていることもあり寒暖差への耐性が弱い人が多い傾向があるといわれているそうです。
◯ 寒暖差疲労による症状
寒暖差疲労によって体は冷えの症状が進行しやすくなります。
①肩こり ②めまい ③頭痛 ④食欲不振
などの症状が引き起こされるリスクがあります。
寒暖差によって疲労が溜まると、さまざまな体調不良を連鎖的に引き起こすリスクが高くなります。
◯ 寒暖差疲労を引き起こす原因と環境
寒暖差疲労を起こしやすくなる気温差は
「前日と比較して5℃以上」といわれています!
季節の変わり目はもちろん冬場は天気予報などをこまめにチェックして、なるべく気温差を感じることのないように服装にも気を付けることが大事ですね!
また空調のきいた職場を出入りすることが多かったり
気温の変化を感じやすい生活を送っていると
自律神経が常にフル回転している状態となるため
寒暖差疲労につながるといわれています!
最近は異常気象による寒暖差も激しくなっているので寒暖差疲労が常態化してしまっているそう。
◯ 冬の生活習慣のポイント
①毎日湯船に入る
入浴することで体に蓄積された老廃物や疲労物質が
取り除かれる「温熱作用」のほか
血液やリンパの流れを改善する「水圧作用」
筋肉や関節をリラックスさせる「浮力作用」
の3つの効果を得られます!
お湯の温度は38~40℃程度とややぬるめがオススメ♪
肩までしっかりとお湯につかり10分以上入浴することがポイントです!
湯上がり後も温かさが持続して、湯冷めしにくくなります。
②日常的な動作に軽く負荷をかける
移動や家事など毎日の生活の中で何気なく行っている動作に、軽い負荷をかけてみましょう!
例えば、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、家ではつま先立ちで歩く、洗濯物を干す際は洗濯物を取る度にスクワットをするなど少しだけ
キツイ!と感じる動作を生活に取り入れることで
普段よりも体を動かすことができ冷えの改善につながります♪
③体を冷やさない食事を
温かい飲み物をとる習慣をつけましょう!
白湯やスープなどの温かい飲み物を積極的に飲んで
体の内側から温めることがポイントです!
また寒暖差疲労に負けない体力をつけ、免疫力を高めるために栄養バランスの良い食事を心掛けることも大切です!
体調を崩しやすい冬だからこそひと工夫して
毎日健康な身体を維持していきましょう!
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