こんにちは!
ブログを書こうとしたときにちょうど肘から小指にかけて痛みがあったので本日は肘部管症候群です!
肘部管症候群とは肘の内側を通る尺骨神経が障害される病気です。
そもそも、肘部管はどこにあるかと言いますと
肘をタンスなどの角にぶつけた時、小指の方まで痺れるあれです!!!(笑)
タンスにぶつけた時などは1回の外力で痺れが出ますが、肘部管症候群は慢性的に肘部管に負荷がかかることで痺れが出ます。
肘の内側の骨と骨の間に肘部管が存在します。
肘部管は尺骨神経を通し、オズボーン靭帯でによって浮き上がらないように固定されています。
骨折での骨の変形、投球などでの慢性的な伸張負荷で発症します。
肘部管症候群を発症すると尺骨神経領域に症状が出現し、前腕尺側(小指側)や薬指、小指が痺れたり感覚が鈍くなったりします。
また、尺骨神経は手の内在筋(手を器用に使うための筋肉)も障害されるため手が不器用になったり手が平たくなったり(鷲手変形)します。
治療は炎症を抑える薬やビタミンB12(神経の症状を良くするビタミン)を処方されます。
また、肘の外反(前腕が上腕に対して外側に傾斜している状態:猿手)を防ぐようにマッサージなどでの対応も可能です。
比較的早期の治療を行なうと完治しますが、長期間放っておくとオズボーン靭帯を切除する手術が必要なこともあります。
手術になる前に早めに対応されるのが良いかと思います。
もちろん、同心整体院は肘部管症候群などの手のしびれに関する施術を行うこともできますのでお困りの方は一度ご相談下さい!
本日はここまでです。
おすすめコース