こんにちは!
本日は急性破壊性股関節症(RDC)です!
RDCは明らかな基礎疾患のない高齢者の正常な股関節が急速に破壊される疾患です。
6ヶ月~12ヶ月で症状が急速に進行し、女性に多く見られます。
この疾患は原因不明で起こるとされますが、骨頭軟骨下脆弱性骨折(SIF)が前駆病変として知られています。
また、罹患者の7割程度に臼蓋形成不全が見られます。
RDCは発症初期から急激な股関節痛が見られます。
疼痛は徐々に進行し、跛行や荷重時痛を生じます。
しかし、股関節の可動域は比較的保たれているのも特徴の一つです。
初期ではX線撮影を行いますが、荷重部に少し変化が見られる程度で確定にはMRIが必要となります。
RDCを疑った場合は定期的なx線撮影で症状の進行を観察します。
治療としてはTHA(人工骨頭置換術)が行われます。
高齢者での急速な股関節の痛みは病院受診も考えても良いかもしれません。
股関節でお悩みの方は当院でも施術を行えます。
提携先の病院を紹介することもできますので、お気軽にご来院ください。
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