こんにちは!
本日は慢性甲状腺炎(橋本病)です。
慢性甲状腺炎は自己免疫疾患で甲状腺を誤って攻撃し、正常な機能を妨げる病気です。
多くの自己免疫疾患と同じく中年以降の女性に多いのが特徴です。
そもそも、甲状腺はどんな機能があるのかをお伝えしていきますね!
甲状腺はのどぼとけの下くらいにある小さな臓器で甲状腺ホルモンを分泌します。
甲状腺ホルモンは新陳代謝と関係し、促進する働きがあります。
慢性甲状腺炎では甲状腺ホルモンがうまく作れず代謝が悪くなる事で疲れやすい、体重増加などの症状が発症します。
甲状腺は脳の下垂体から甲状腺刺激ホルモンが分泌されることで甲状腺ホルモンの量を増やします。
脳から命令を受けている感じですね。
慢性甲状腺炎では甲状腺自体の機能が悪くなるので甲状腺ホルモン量が低下します。
甲状腺刺激ホルモンは甲状腺ホルモンを作ってほしいので大量に分泌されますが、甲状腺はその命令を無視することで、甲状腺ホルモンが低下すると思っていただければイメージが付きやすいかと思います。
なので、血液検査では甲状腺刺激ホルモンであるTSHは高値。
甲状腺ホルモンであるT3,T4は低値となり、血液検査と超音波検査で診断が下されることが多いようです。
治療は必要なく、経過観察の場合もありますが、お薬での治療が行われます。
年に一回の健康診断などで要検査となることもありますのでしっかり検査しておきましょう。
身体がお疲れの方は同心整骨院でしっかりほぐしていきますので是非一度ご来院下さい。
皆様のご来院心よりお待ちしております!
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