こんにちは!
本日は三叉神経痛です!
先日の後頭神経痛と同じように頭痛を発することがある神経痛です。
三叉神経は漢字の通り三つに枝分かれする神経です。
第1枝が眼神経、2枝が上顎神経、3枝が下顎神経となります。
眼神経は目の奥にある上眼窩裂という骨の間を通り、前頭部、目、鼻などの感覚を支配します。
上顎神経は頬にある正円孔という孔を通り、上あご、目の下あたりの感覚を支配します。
下顎神経は卵円孔という孔を通り、下あご、舌の一部の感覚を支配します。
三叉神経痛としては第2枝、3枝の障害が多く、先ほど紹介した部分に鋭い痛みが数秒~10分程度続きます。
頭痛を引き起こすのは三叉神経でも第1枝である眼神経となります。
眼神経はさらに3つの枝に分かれ、その最大枝は前頭神経と言います。
前頭神経はさらに枝分かれし、うわまぶたの内側、結膜、真ん中に近い前頭部の皮膚は滑車上神経。
前頭部から頭頂部の皮膚を眼窩上神経が支配します。
前頭神経が何らかの原因で障害されると目の痛み、頭痛など発症します。
ひどい方だと吐き気、嘔吐、めまいなど日常生活にも問題が起こります。
治療としては薬物療法や神経ブロックを行うことが多いです。
薬物療法では抗てんかん薬の一つである カルバマゼピンという薬が三叉神経痛に対しては非常に効果があります。
しかし、長期的な服用は効果が薄れ、副作用としてふらつきなども起こりやすくなります。
神経ブロックでは、原因となっている神経に麻酔をしたり、神経を焼いたりしてブロックを行います。
症状がひどい方だと顔を触られただけでも激痛が走り、マッサージはとてもじゃないが行えません。
症状が少し落ち着き、顔の感覚が気持ち悪い、目、頭が疲れたなどの症状に悩まれている方はヘッドスパ、小顔整体などがおススメです。
三叉神経痛でなく、普段から頭痛や眼精疲労に悩まれている方も是非一度お試しください。
今回はここまでとなります!
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