こんにちは!
本日は有鉤骨骨折です。
僕が最近はまっているゴルフや野球などで起こりやすい骨折です。
野球での打ち損じ、グルフでだふった時にグリップが手根部を強く圧迫し骨折します。
なので、有鉤骨(鉤部)骨折は別名グリップエンド骨折ともいわれます。
有鈎骨がどこあるのかを少し見ていきます。
有鈎骨は手根部(手の土手)を構成する骨の一つです。
手根骨は橈側近位(親指側の手首寄り)から舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨と並び、橈側遠位(親指側の指先寄り)では大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鉤骨と並んでおり全部で8個で構成されます。
有鉤骨は第4.5指と関節するため骨損傷などがあると軸圧痛が著名になります。
有鉤骨の体部と鉤部には骨梁という骨を補強するものの連続性がなく、力学的に弱いことから骨折が起こりやすいと言われています。
骨折すると有鉤骨に自発痛、圧痛、握った時の痛みが出ます。
圧痛は豆状骨、手首の小指側の手根部に出っ張った骨の1cm程度上方に見られることが多いです。
陳旧例ではギヨン菅症候群という小指に痺れ等が出る疾患が続発する場合もあります。
この骨折は6週間程度固定するのが望ましく、骨片があれば観血的に摘出します。
ダブってずっと手首が痛い方などは病院に行くなり専門家に見てもらいましょう。
本日はここまでです!
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