こんにちは!
本日はモートン病です!
先日の足根管症候群と似た疾患で足に症状をきたす疾患です!
早速本題です!
モートン病は総底側指神経という神経が深横中足靭帯と中足骨頭の間で挟まれ足趾に放散痛、知覚障害をきたします。
総底側指神経は足根管症候群の時に出てきた脛骨神経の分枝になります。
脛骨神経→内、外側足底神経→総底側指神経と分枝します。
分枝するということは脛骨神経より遠位での症状が認められます。
モートン病の症状として荷重時の足趾の放散痛でひどくなると安静時にも放散痛が見られます。
足趾の感覚障害では靴に何か物が入った感じ、灼熱感などを認めます。
ヒールを履く女性に多く、障害部位は第3,4趾に好発します。
足は内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つのアーチがあります。
モートン病ではこの横アーチが低下している症例がほとんどだといわれています。
横アーチは中足骨で構成されます。
分かりやすく言うと指の付け根の部分になります。
横アーチは荷重時の衝撃を和らげる働きがあり、様々な靭帯、筋そして内、外側縦アーチによっ支えられています。
それらの機能不全によりアーチが崩れ神経を圧迫し、症状が出現します。
だいぶざっくりで申し訳ないですが長くなりそうなので次回ブログで解説します。(笑)
モートン病には足底挿板療法が用いられることが多いです。
いわゆるインソール、中敷きです。
足底挿板と併用して足部内在筋と言われる足の横アーチを構成する筋肉を鍛えることが大事になってきます。
足の母指、小指を外に開くトレーニング
親指を人差し指の下に動かすトレーニング
タオルを足の指で手繰り寄せるトレーニング
ショートフットエクササイズと言われる横アーチを作るトレーニング
などをしていき落ち込んだアーチを回復させ症状の軽減を図ります。
また、横アーチの低下した足では外反母趾であることが多くみられ足の裏にタコ、魚の目などが形成されやすいです。
今回はここまでとします!
次回もお楽しみに!
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