こんにちは!
先日のへバーデン結節の続き、関節リウマチ(以下RA)についてお話していきます!
RAは主に関節を侵す慢性の全身性自己免疫疾患です。
30~50代の女性に多く、手関節やMP関節(指の付け根の関節)に左右対称性に炎症が起こります。
特徴的な症状は朝のこわばりです。
先日ブログに書いたヘバーデン結節でもこわばりは生じますが、RAの朝のこわばりは1時間以上持続します。
RAが発症してから6年(特に1年目)で急速に症状が出現し、80%の方に永続的な関節の異常が見られることがあります。
変形は手関節やMP関節に多く起こりますが全身性に疾患のため肩や足など、どこにでも炎症が現れることも特徴の1つです。
またRAは関節外の症状も見られます。
炎症が強いと発熱や食欲不振なども起こります。
その他にもリウマトイド結節と呼ばれる皮下のしこりも30%程度の患者にみられます。
症状が長期化すると間質性肺炎やシェーグレン症候群などの疾患も併発します。
多発性(いろんなところ)に対称性(左右どちらも)関節の痛みがある方は一度病院で診断を受けましょう。
レントゲンや血液検査など様々な項目の基準を満たすとRAの診断が下ります。
治療は薬物療法が基本で、炎症を抑える薬などを処方してもらいます。
理学療法も治療の1つとして幅広く認められ、同心整体院では腫れて可動域が狭くなった関節を愛護的に動かし、症状の改善を図ります。
本日はここまでです!
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