こんにちは!
本日はばね指(弾発指)です!
ばね指は更年期や出産後の」女性に多く見られる疾患です。
指の曲げ伸ばしをする際にこわばりなどの動かしにくさを感じ、進行すると指が曲がったまま戻らなくなり戻そうとすると弾発現象を伴いながら指が伸びます。
この現象は腱と腱を包む腱鞘の間の炎症で起こるといわれています。
電車とトンネルをイメージすればわかりやすいかと思います!
電車が腱、トンネルが腱鞘です。
電車がスムーズに動くためにはトンネルの大きさに余裕がいりますよね?
しかし、ばね指の状態になるとトンネルが狭くなる、もしくは電車が大きくなるためスムーズな通過ができず、電車、トンネルどちらも傷ついてしまいます。
こんなイメージとなります。
(わかりにくいかもしれませんがご了承ください)
ばね指は特徴的な症状や触診での圧痛部位で病院ですぐ診断をしてくれます。
治療は保存療法と観血的療法があります。
保存療法では腫れた腱や動きの悪い手首、指の関節をしっかりとほぐし、ご自身でストレッチを徹底していただくことで初期から中期までの症状であれば改善が期待できます。
進行が進んでいる症状は観血的療法が取られ、手のひら側から腱鞘を切除することが多いです。
また次回もお楽しみに!
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