こんにちは!
今回は肩甲骨の周りが痛いときの原因や対処法を簡単にお伝えできればと思います!
まずは肩の仕組みからご説明します!
肩は上肢(腕と手)を支えると同時に、これらを動かすことが出来る仕組みを持つ重要な部位で、
主に鎖骨、上腕骨、肩甲骨で構成されています。
肩甲骨は背中の上の方にある逆三角形の平らな骨です。
この肩甲骨と、二の腕の上腕骨からなる肩甲上腕関節は一般に「肩関節」といわれ、身体の中で動く範囲が最も大きい関節です。
肩は上腕骨の片側の先にある球状の骨頭が浅くくぼんだお皿上の関節窩にはまることで自由に動かすことが可能になります。
ただし、はまっている部分が浅いため脱臼が起こりやすい場所でもあります。
肩甲骨の周りが痛い原因とは?
肩甲骨周りが痛い原因としては大きく二つ、「筋肉・骨・関節の不調」と「内臓の不調」に分けられます。
今日はそれぞれの原因から考えられる疾患をご紹介していきます。
まずは筋肉・骨・関節の不調からご紹介します。
肩関節はさまざまな方向に動かせる構造になっており、たくさんの筋肉や腱、靭帯が集まっています。
しかし、加齢にともない、肩甲骨を動かす筋肉や上腕骨を上げる筋肉が硬くなって肩甲骨の動きが制限されたり、外傷を受けそれによって炎症が起こりやすくなり、肩の痛みの大きな原因となります。
また、肩関節の周囲には肩にかかる衝撃を吸収したり、関節の動きを滑らかにしたりする働きをもった組織がありますが、これらの弾力が損なわれる事でも炎症が起こり痛みを感じます。
考えられる代表的な症状や疾患は、肩こり・五十肩・腱板損傷・脱臼・石灰沈着などが挙げられます。
次回は内臓の不調について考えていこうと思います!
お楽しみに!
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