こんにちは!
今回は難治性の鼻の疾患、好酸球性副鼻腔炎というものをご紹介します!
好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の
慢性副鼻腔炎です。
一般的な慢性副鼻腔炎は、抗菌薬と内視鏡を用いた手術でかなり治ますが、この副鼻腔炎は手術をしても再発しやすく、ステロイドを内服すると軽快する特徴があります。
すなわち、ステロイドが最も有効な治療法になります。
しかし、病気自体は命の危険を及ぼすものではないので、ずっとステロイドを服用することは避けた方が良いとされています。
そのためステロイド内服を中止すると風邪などの感染を契機に鼻茸が再度大きくなり、悪い状態に戻ってしまいます。
鼻茸とはどんなの?とイメージが付きにくい方もいらっしゃると思いますが、簡単に言えば水ぶくれの様な袋が鼻の中にいくつも出来てしまうイメージです。呼吸しにくそうですよね。
症状は匂いがわからなくなったり、鼻がつまり、糊状の鼻汁がでます。
気管支喘息発作を起こすこともあります。
今日はここまでとなります!
次回もお楽しみに~
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