こんにちは!
本日は斜角筋症候群についてお話をしていこうと思います!
上を向いたり、左右を向くとしびれる、腕がだるい、指先が冷える、白くなるなどの症状がある場合は
「斜角筋症候群」の可能性があります。
斜角筋とは、首の左右それぞれの前外側につく3つの筋肉で、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋と呼ばれています。
そのうち、前斜角筋と中斜角筋は頸椎から1番目の肋骨につき、左右どちらか一方が働くと首を同じ側に倒したり(側屈)、顔を反対側に向けたり(回旋)します。
左右両方が同時にはたらくと首を前に曲げます(屈曲)。
斜角筋症候群とは、腕や手指に繋がる血管や神経が胸郭を出たところ(鎖骨周辺)で、圧迫されて起こる神経や血管の障害を総称して「胸郭出口症候群」といいます。
斜角筋症候群は胸郭出口症候群の一種で、前斜角筋か中斜角筋、もしくはその両方が過緊張したことにより、その間(斜角筋間隙:しゃかくきんかんげき)を通る神経や血管が圧迫されて起こります。
症状が急に現れることは少なく、はじめは肩こりや首の痛みくらいですが、徐々に首を動かせる範囲が減少したり、指先や手のしびれ、だるさ、冷えが出てきたりします。
さらに悪化すると、指先や手の感覚異常、力が入りにくいなどの症状も現れます。
治療としましては、消炎鎮痛剤や、筋弛緩薬、神経に効くビタミン剤や血流をよくする薬などが処方され、マッサージやストレッチ、電気による治療が行われます。
ビタミン剤は主にビタミンB12ですが、ビタミンB12を身体が適切に扱うために単体でなく、他のミネラルが必要です。
そもそもビタミンB12には、神経の健康を維持する効果しかないとのことですので、神経を修復するためには他の栄養素も必要になります。
今回はここまでとなります!次回もお楽しみ~
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