こんにちは!
本日は腰椎すべり症です。
前回ブログの腰椎分離症が進行するとすべり症になります。
すべり症とは背骨が徐々に前に滑っていき、脊柱管と呼ばれる神経が通っているところを圧迫し腰痛や下肢痛を生じる疾患です。
すべる原因として上記で説明した分離すべり症と加齢に伴う変性すべり症の2つに大きく分けられます。
分離すべり症は分離症好発部位のL5に多く見られます。
分離症を有していた男性に多く見られます。
変性すべり症は分離がなく、椎間板や椎間関節の変性により椎体が前方へすべっていきます。
こちらは中年以降の女性に多く見られ女性ホルモンとの関連が疑われていますが詳しいことはわかっていない様です。
特徴的な症状として間欠性跛行があります。
間欠性跛行とは長時間、一定の距離をあること足がしびれてきて少し休憩を挟むと再び歩けるようになることを言います。
ちなみに、この症状は脊柱管狭窄症でよく見られます。
脊柱管狭窄症は症状名であり原因はすべり症やヘルニアなどに起因します。
治療は理学療法、薬物療法などから始まり症状の改善がみられない方は手術をする場合もあります。
手術は前に滑った椎体を固定する手術があります。
すべり症を既往していても症状の出現が見られない方も多数いらっしゃいます。
程度にもよりますが、ストレッチやトレーニングなどで腰への負担を少なくすることで症状軽減が可能です。
本日はここまでとなります!
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