こんにちは!
本日は眼精疲労と密接に関係する後頭下筋群について話します。
在宅勤務の方特に必見です!
眼精疲労は説明不要ですね!
目の疲れやかすみなどの視界不良の症状が現れ、ひどくなると頭痛も、、、
という感じです。
今回取り上げた後頭下筋群は後頭骨の下にある筋肉
つまり頭と首の間にある筋肉です!
この筋たちがどのように眼精疲労を起こしていくのか説明していきます。
まずは筋が付く骨の説明から、、、
頚椎(首の背骨:以下C)は7個で構成されています。
C1(第1頚椎)とC2で構成される環軸関節で大半の回旋可動域(左右を向く動作)を生み出します。
C2以下は関節面の向きが少し変わるため、前後屈の可動域を生み出します。
後頭下筋群は群と付いているのでたくさん種類があります。
写真で確認してみましょう!
青くなっている部分が後頭下筋群です。
この筋肉たちは一般的に後頭骨、C1、2に付着し、目の動きに合わせて細かな収縮をすることで目のピントが合いやすかったりと縁の下の力持ち的な働きをしてくれています。
首から後頭骨へスーッと指を滑らせ止まったところに後頭下筋群があります。
指をそのままにして目線だけ左右に動かすとこの筋肉たちが少し働くのがわかると思います。
なので、この筋肉が硬くなると縁の下の力持ちがいなくなり、眼精疲労が発生します。
簡単に言えばここまでですが少し深堀をしましょう。
通常の頚椎は前弯しており、少し前方にカーブしています。
長時間のデスクワークなどで肩が丸く、猫背になると首が前に出ていきます(スマホ首)。
この時の状態は下部頚椎は前に曲がり、上部頚椎は後ろに反ってしまいます。
ここで先程の後頭下筋群ですが後頭骨、C1、2と上位頚椎に付着しているので首が前に出ている状態だとずっと縮こまり、やがて固まります。
固まると目のピント調整的な機能も働かなくなり、眼精疲労が助長されます。
また上部頚椎の動きが悪くなり下部頚椎で動きを代償しなければならないため下部頚椎は過剰に動き痛みにも繋がります。
頭が前に出る姿勢を改善することで眼精疲労、首の痛みも軽減することもあります。
今回はここまでとなります!
次回もお楽しみに~
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