こんにちは!
今回は外反母趾についてお話ししていこうと思います!
外反母趾は拇指(足の親指)の付け根が飛び出し、その先が小指側に曲がってしまった状態のことを言います。成人のおよそ30%に認められるといわれていて、聞いたことがあるといった方は多いと思います。
この曲がって出っ張った部分が靴との摩擦で強い痛みを出してしまい歩くのに障害がでてしまったりもします。
外反母趾は、ヒールの高い靴を履き続けたことが原因だと思われる人も多いようですが、靴だけが直接の原因というわけではありません。
ハイヒールを履いたこともない男子や子供でも外反母趾になる人が増えています。
外反母趾は、親指の関節が小指側に曲がる角度が20度以上のものを外反母趾とすることが一般的で、40度以上になると重度と診断されます。
では、外反母趾のセルフチェックを行ってみましょう!
足の内側に定規やペンなどまっすぐなものを当てて、足の親指の爪の部分との隙間に手の人差し指を入れます。
隙間に指が入らない人は正常な指をしています。
1~3本入る人は本数が増えるごとに重度になっていきます。
外反母趾になると、親指の付け根の関節部分が靴に当たり圧迫されることで親指にしびれや痛みを生じることがあります。
しかし、痛みがない場合もあるため、外反母趾を放置した結果、関節の脱臼を引き起こして手術となるケースもあります。
また、外反母趾になると親指に力が入らず地面を踏み込めなくなるため、代償動作から腰や膝の痛み、頭痛や肩こりなどの二次的症状が現れることがあります。
もうひとつ、足のつま先の形にも特徴があります。
足の親指が一番長いエジプト型、足の人差し指が一番長いギリシャ型、足の親指から中指までの長さがそろっているスクエア型があり、日本人に多い形はエジプト型です。
エジプト型は親指が長い分、重心が内側に乗りやすく足の内側アーチが潰れて外反母趾になりやすい形をしています。
つまり、日本人に外反母趾が多いのは遺伝的な要素も関係しているといえます。
今回はここまでとします!
次回もお楽しみに~
おすすめコース