こんにちは!
今回は腱板炎についてブログを書いていこうと思います!
腱板とは、肩甲骨から上腕骨(腕の骨)につく筋肉を刺します。
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉から構成されています。
肩を上げたりねじる動作を行うため、回旋筋腱板(ローテーターカフ)とも呼ばれます。
これらの筋肉が肩のインナーマッスルになり、肩関節の動きとして重要な役割を果たします。
痛めてしまう原因として、主な原因は使いすぎです。
運動をよくする方ですと野球やテニス、バレーなどのオーバーハンドで行う動きが多いとなりやすいです。
一般の方ですと、肩を上げたりねじる動きなど肩を酷使される方に多く見受けられます。
腱板の中でも痛めやすいのは棘上筋です。
なぜ棘上筋が痛めやすいのか?
それは、体の構造上引き起こされやすくなっています。
棘上筋は肩甲骨から始まり、肩甲骨の突起(肩峰)をくぐるようにして上腕骨の大結節というところに付着します。
そのため、肩の広いや使いすぎによって上腕骨と肩峰に挟み込まれ、衝突や摩擦により筋繊維を損傷してしまいます。その他の腱板は、肩を回旋させるときに発揮されるため、回旋ストレスが蓄積されることによって痛めてしまいます。
損傷の分類としては、完全断裂、不全断裂、微細損傷となります。
完全断裂や不全断裂では、痛みが強く肩が上がらない、上げにくい場合があります。
主な症状として、肩の可動時痛、特に肩を挙げるときにある角度で強い痛みを感じるのが特徴で、夜間痛が強い人も多いです。
重たいものを持ち上げる際にも痛みが出ることもあります。
また、損傷の程度によって筋肉の萎縮が見られるため肩に力が入りにくくなることがあります。
治療としては、保存療法と手術療法に分けられ、保存療法の場合2週間ほど固定、安静を行い、その後手技療法、可能なストレッチを行い幹部周囲をほぐしたり、運動療法を入れチューブトレーニングなど組織の再強化を行います。
今回はここまでとなります!
次回もお楽しみに~
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