こんにちは!
今回は変形性膝関節症のお話しをしていこうと思います!
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨の質が低下し、少しずつ減ることで歩行時に膝の痛みが出現する疾患です。
平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている、歩行時の膝の痛みはないけれど、せいざは 膝が痛くてできないなどが初期の変形性膝関節症の症状です。
さらに変形性膝関節症が進むと、次第にO脚が進んでいき階段のみでなく平地での歩行にも支障をきたすようになります。
旅行などの特別なことではなく、日常生活上で支障をきたすようになるとかなり変形性膝関節症が進行している可能性が高くなります。
症状は時間をかけて進行し、徐々に症状が重くなっていきます。
初期症状は起床時に体を動かし始めたときに膝のこわばりを感じます。
起き上がったり、歩き出そうとしたりすると、なんとなく膝がこわばる、重くて動かしにくい、はっきりわからないような鈍い痛みを感じるなどの自覚症状が現れます。
しかし、しばらく体を動かすと自然と治るため、あまり気にならない場合が多いようです。
もう少し症状が進むと、正座や階段の昇降、急に方向転換したときなどに痛みが生じるようになります。
中期となると、しばらく休んでいたら治まっていた膝の痛みが、なかなか消えなくなります。
正座や深くしゃがみ込む動作、階段の昇降などが、膝の痛みがつらくて困難になります。
関節内部の炎症が進むため、膝が腫れて熱感も生じます。
関節液の分泌量が増えるに従い、膝の変形が目立つようになるほか、関節がすり減って摩擦が大きくなるため、歩くときしむような音がします。
末期症状は、関節軟骨がほとんどなくなり、骨同士が直接ぶつかるようになります。
この段階になると、初期~中期段階でみられた症状がすべて悪化して、普通に歩いたり、座ったり、しゃがんだりするのも困難になります。
日常生活にも支障をきたし、行動範囲が狭くなるため、精神的な負担も大きくなりがちです。
このように、膝の痛みが段階を経て悪化していきます。
膝に生じているこわばりや違和感、痛みはもしかすると変形性膝関節症の初期症状かも?
もし思い当たりがある方は一度整形外科などを受診して専門医に診てもらうことをおすすめします!
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