こんにちは!
前回に引き続き胃やみぞおちの痛みに関するブログを書いていきます!
今回は十二指腸炎から!
十二指腸炎はピロリ菌、精神的ストレス、飲酒、薬剤の副作用などが原因で十二指腸の粘膜が傷つき慢性的な炎症が起こることで痛みが生じます。十二指腸や膵臓は背中側に近い臓器なので、みぞおちだけでなく背中が痛む場合があります。
胃潰瘍は食事中~食後、十二指腸潰瘍は空腹時、みぞおちあたりにズキズキと重苦しい痛みを生じます。ピロリ菌、精神的ストレス、非ステロイド系消炎鎮痛剤やステロイド薬の服用などにより生じる胃や十二指腸の粘膜の潰瘍が痛みの原因です。
胆石症は、胆汁が通る胆道に石が出来る病態を胆石症といいます。
油の多い食事をとると、胆のうは収縮して胆汁を押し出そうとします。結石により出口がふさがれ胆汁が出られないと、胆のうが収縮できず、みぞおちか右の肋骨下の腹部に激しい痛みを生じます。
胆のう炎は胆石によって長時間胆のうの出口がふさがって張りつめたままでいると、胆のうに炎症が起こり、みぞおちか右の肋骨下の腹部に持続する痛みを生じます。
急性膵炎は、飲酒やその他の要因で膵臓に貯留している消化酵素が活性化し膵臓自体を消化することで炎症が起こります。痛みはみぞおちから左上腹部にかけて生じ、背部にまで広がることがあります。
食道がんは、がん腫瘍が食道の壁を貫いて外に出て、周りの肺や背骨、大動脈を圧迫するようになると、みぞおちや背中に痛みを感じるようになります。
胃がんは、早い段階では自覚症状がほとんどありません。
進行しても症状がないこともありますが、胃に穴が開き腹膜炎を起こすとみぞおちの激しい腹痛などがみられます。
アニサキスなどの寄生虫は、サバ・イカ・カツオ・サンマなどに寄生しています。
胃や腸の壁に食いつくと、アレルギー症状が起こり痛みを生じます。
生で食べた後、数時間から数十時間後にみぞおちの激しい痛みや悪心、嘔吐を生じます。
いかがでしたか?
他にも腹部の痛みで鈍い痛みや鋭い痛みなどの特定するにはいろいろな考察がありますが、いつもの痛みと違ったり、痛みが治まらないやひどくなるといった症状を訴えたときははやめに専門医を受診しましょう!
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