こんにちは!
早速前回の続きです!
障害高位としては第6、7頚神経が多いところまではお伝えしました!
第6頚神経障害では肘を曲げる筋肉の筋力低下、親指の感覚障害、肩甲骨上部、上腕外側部の疼痛が見られることが多いです。
第7頚神経障害では肘を伸ばす筋肉の筋力低下、中指の感覚障害、肩甲骨間、上腕後側部の疼痛が見られることが多いです。
これらの症状を見ると、程度によっては筋力低下は日常では気づきにくく(明らかな筋力低下は即病院へ)、感覚障害も程度によれば気にならない、気づかないこともあります。
残った症状を見ると障害高位はどうであれ、肩甲骨周辺の痛み、上腕部の痛みになります。
これらは肩こりと自分で決めつけ、ひどくなってきてから病院や整体などに行かれる方が多くみられる印象です。
ひどくなってしまえばしびれや痛みが生じ、仕事等に支障をきたします。
また緩和されるまでに確実に通院回数が多くなりますので、ただの肩こりと決めつけず一度当院などの国家資格保有者がいるところへご相談ください。
いったん自分で様子を見たい!という方もいらっしゃると思うので1つ簡単な基準をお伝えします。
これら頚椎症の検査にジャクソンテストという検査があります。
このテストは上を向いた状態で検者が上から2キロ程度の圧をかけ首の痛みや肩甲骨、上腕部への痛みを見る検査です。
上からの圧はご自身ではかけれないと思うので、座った状態でできる限り上を向いてください。
上を向いた際に
首が痛む方は要注意(ぎりっぎりセーフ)です。
早めにご来院いただけると早期に症状緩和が期待できます。
肩甲骨の方まで痛む、肩が痛む、しびれたり、感覚がおかしくなる方は一度ご来院ください(ほぼアウトです)
こちらはおそらく肩こりの域を超えています。
次回は同じような名前の頚椎症性脊髄症です。
1投稿でブログを終わらせたいと思いますので、内容だけでなく話が長くなっていないかもご期待ください。
では次回もお楽しみに~
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