こんにちは!
本日は評価からです!
ハイアーチは立つなど荷重位の評価が大事になります。
評価はX線を用いることもありますが同心整骨院では扱えないので徒手での可動域評価等を行います。
ここでは実際に行う評価を紹介します。
同業者の方は参考になると思いますので是非ご一読ください。
まず立位での後足部が内返しを呈しているかを確認します。
前後から見た際の左右差の比較と前方から見た際の踵骨内側の突出を確認します。
the peek a boo heel signというそうなので気になる方は調べてみてください。
これを見た後、可動域(ROM)を調べていきます。
距骨下関節は内返ししているので外返しROMを左右比較します。
距骨下関節が内返ししていると距腿関節中間位での背屈ROMの制限が見られやすいためそちらも確認します。
ハイアーチではリスフラン関節の背屈が生じるので底屈ROMも評価します。
ここまで評価できれば筋機能の評価も行います。
まずは扁平足の時にも紹介した母趾伸展テストです。
扁平足の時には母趾を伸展させた際にアーチが挙上しませんが、ハイアーチの場合母趾伸展時の抵抗が強くなり足底に痛みを訴える場合があります。
最後にheel raise test です。
これまた扁平足の時にご紹介しました。
扁平足の場合は踵を上げた際に距骨下関節が外返ししてしまいましたが、ハイアーチの場合は距骨下関節が過度に内返しします。
評価はこんな感じで進めていきます。
治療としては硬くなっている三角靭帯、後脛骨筋、下腿三頭筋などのストレッチ
立方骨の挙上を目的に長腓骨筋等のトレーニングを行っていきます。
内容はここまでとします。
次回はお悩みの女性も多い外反母趾に繋がりやすい開張足のブログを書いていこうと思いますので楽しみにしてください。
足部の機能改善はうまく行うとその時から歩き方、立ち姿が、変わります。
機能低下している方は足の裏に魚の目、タコができやすいです。
本日はここまでとなります!
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